国立科学研究センター（CNRS）の2014年1月14日標記報道発表の概要は以下のとおり。

欧州研究会議（ERC）は2013年の「Consolidator Grants」（研究者としてのキャリアを確立しようとしている若手研究者の支援プログラム）公募の結果、312名の研究者に研究資金を提供する。CNRSはこの研究資金獲得者が14名で首位に立った。ワイツマン研究所（10名）、オックスフォード大学（9名）、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン（9名）がこれに続く。フランスは研究資金42件を獲得して欧州第3位の国である。第1位は英国の62件、第2位はドイツの43件である。

2013年の「Consolidator Grants」は、2007～2013年の間の欧州における研究・イノベーションの主要な資金支援手段であった第7次研究開発フレームワーク計画（FP7）での最後のプロジェクト公募である。CNRSはこの間の助成獲得件数が207件で、FP7による助成獲得機関としては首位にある。オックスフォード大学（131件）、ケンブリッジ大学（130件）に優っている。

[DW編集局+JSTパリ事務所]