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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2017/07/11
- 抄訳記事公開日:
- 2017/08/22
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エネルギー転換における地域的推進力としての都市地区
- 本文:
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連邦経済省(BMWi)と連邦教育研究省(BMBF)は「太陽光利用の建設/エネルギー効率の良い都市」と題する助成を行うこととし、概略下記のような報道発表を行った。
エネルギー転換には多くの側面がある。エネルギーを供給する産業界だけでなく、都市やドイツ国民の3/4が住んでいる郊外等も持続的にエネルギー効率的にならなければならない。
シュッテBMBF事務次官は「将来どのように暖房し、移動し、労働するのかはエネルギー転換成功のカギとなるもので、個人の家庭だけでもドイツの最終エネルギーの1/4を消費している。このためBMWiと共に今後5年間に持続的都市開発の領域における研究、開発、イノベーションのために1億ユーロを投資していく」と語った。
バーケBMWi事務次官談:「地方自治体、研究所、企業からなる60以上のコンソーシアムが助成プログラムに応募してきた。その中から最も有望なものが選考され、6つのパイロットプロジェクトでは、都市区域においてどのようにエネルギー消費量を削減し、電力、熱、交通のスマートなネットワークを達成し、再生可能エネルギーを有効に供給システムに組み込めるかを示すことになる」。
これらプロジェクトは、市町村および地域住民を総合的に取り込み、社会的、生態系的、経済的な観点を考慮しながら実際的なレベルで持続的な都市形成に関する未来指向の総合コンセプトを展開し、実証しようとするものである。
代表的なプロジェクト
・カイザースラウテルン:
9つの機関が工場跡地で、地域で生産された再生可能エネルギーの割合を高くし、建物の改修や文化財保護を考慮しつつ、地域のエネルギー転換を有効に実行する方法を示す。
・ハイデ:
「Quarree 100」コンソーシアムが20の機関と共に再生可能エネルギーの廃棄を回避し、それらを地域的に有効に利用するための解決策を作成する。
・オルデンブルク:
「ENaQ-エネルギー近隣地区」電力、熱、電気自動車と並び、利用者を相互にネットワーク化しようとするもの。 [DW編集局]