[本文]
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- 国・地域名:
- ノルウェー
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- ノルウェー研究会議
- 元記事公開日:
- 2014/02/05
- 抄訳記事公開日:
- 2014/03/20
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ノルウェーが欧州の海洋バイオテクノロジー研究をコーディネート
- 本文:
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ノルウェー研究会議の2014年2月5日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===十分に活用されていない、あるいは発見すらされていない海洋資源が多く存在する。この度ノルウェーが、海洋バイオテクノロジーに関する欧州の重要な研究をコーディネートするという責任を担うことになった。
海洋バイオテクノロジーに関する欧州研究領域ネットワーク(ERA-NET)、ERA-MarineBiotechが、このほど創設された。ノルウェー研究会議のSternar Bergseth特別顧問(Special Adviser)がコーディネーターを務めるこの新しいネットワークには、欧州14ヶ国から19のパートナーが参加する。ノルウェーがERA-NETプロジェクトの活動をコーディネートするのは今回が初めてである。
「ノルウェーは海洋資源が豊富であり、これらの価値を活かす上でバイオテクノロジーが重要な役割を果たす」と、Bergseth博士は説明する。「ERA-NETをコーディネートすることにはメリットがある。このプロジェクトの舵取りを確実に行うことで、我々がこの分野の活動に実質的な影響を及ぼすことができるからだ」
EUのERA-NETスキームは、欧州各国で行われている研究プログラム間の協力を促し、研究活動における重複を回避することを目的としている。
[JSTパリ事務所]