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- 国・地域名:
- ノルウェー
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- ノルウェー研究会議
- 元記事公開日:
- 2014/02/13
- 抄訳記事公開日:
- 2014/03/20
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研究におけるジェンダー・バランスと、ジェンダーの視点に関する新しい方針
New policy for gender balance and gender perspectives in research
- 本文:
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ノルウェー研究会議の2014年2月13日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===ノルウェー研究会議は長年にわたり、研究における男女同権を推進する取り組みを続けており、ジェンダーの視点を取り入れ、ジェンダーに関する基本的な知識を生み出す研究を奨励してきた。そのノルウェー研究会議が最近、この分野に関する新しい方針を採択した。
女性の取締役や研究機関の責任者の数という点で、ノルウェーは欧州でトップレベルにある。しかし上級研究職に関しては、女性が十分に活用されているとは言い難い状況である。総合的に見た場合、ノルウェーは欧州諸国の平均をわずかに下回っている。
ノルウェーでは、博士号を取得している女性の数と男性の数はほぼ同じである。しかし、博士課程の学生の大半を女性が占める分野であっても、そのキャリアを買われて上級研究職に就く研究者の大多数は男性である。
「この新しい方針は、より具体的かつ検証可能な目標を設定することで、我々がジェンダーに関する取り組みを強化するのに役立つ。女性研究者の優秀な才能が失われるとすれば、これはノルウェーのみならず海外の研究にとっても憂慮すべきことである」、とノルウェー研究会議長のHallén氏は話している。
[JSTパリ事務所]