[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国王立協会
元記事公開日:
2013/08/15
抄訳記事公開日:
2013/10/22

王立協会が、Aレベル受験者数についてコメント

Royal Society comments on A-Level results

本文:

王立協会(Royal Society)は、英国の大学入学試験に相当するAレベル試験で科学・数学科目の受験者数が増加している反面、ICT(情報通信技術)やコンピューティングの受験者数が減少していることに懸念を示した。以下はその概要。

王立協会教育委員会委員長のA・ドナルド教授の談話:
「Aレベル試験の受験者数は、全科目合計では1.1%減少する中、生物、物理、化学、数学では安定して増加している。産業、技術、医学に果たす科学の役割が拡大するに伴い、科学・数学分野のキャリア開発のチャンスを見出す学生も増加している。一方、ICTやコンピューティングの受験者数は10年連続で減少中であり、懸念している。王立協会の報告書『Shut down or Restart? The way forward for Computing in UK schools』にもある通り、政府は、初中等教育におけるICT・コンピューティングの指導法と、特に専門教師の不足について引き続き監視する必要がある。」

[DW編集局]