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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立衛生研究所(NIH)
- 元記事公開日:
- 2013/06/03
- 抄訳記事公開日:
- 2013/08/12
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NIH、強制的歳出削減の影響に関するファクトシートをリリース
Fact sheet: Impact of Sequestration on the National Institute of Health
- 本文:
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国立衛生研究所(NIH)は6月3日、本年3月1日にオバマ大統領の署名により発動した強制的歳出削減(Sequestration)によるNIHへの影響に関するファクトシートをリリースした。これによれば、今般の強制的歳出削減措置により、NIHは2013年度予算のうち5%(15.5億ドル)の削減を強いられるという。また、この削減はNIHが実施する全てのプログラムやあらゆる活動全てに適用されるため、全ての医学研究分野に影響を及ぼすとしている。
NIHでは、その予算の80%以上が、NIH以外の全米2,500以上の大学・研究所に所属する30万人以上の研究者に研究資金として配分されている。加えて、合計約6,000人の科学者がNIH内部の研究室(Intramural Research laboratories)に所属し研究活動を実施している。NIH内部研究室の殆どはメリーランド州ベセスダのNIHメインキャンパスに位置しており、そこには臨床研究専門としては世界最大の病院、NIH 臨床センターがある。
ファクトシートでは強制的歳出削減の影響として以下等を例示している:
• 約700件、競争的研究資金採択課題数の削減
• NIH臨床センターにおける、約750人の新規患者の削減
• 2013年度のKirschstein-NRSA研究トレーニング・アワード採択研究者への給与の増額をしない [JSTワシントン事務所]