[本文]
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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 大統領府
- 元記事公開日:
- 2017/10/25
- 抄訳記事公開日:
- 2017/12/06
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トランプ大統領がUAS統合パイロットプログラムの設立を指令
Integrating Unmanned Aircraft Systems into the National Airspace
- 本文:
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2017年10月25日付けのホワイトハウスによる標記記事の概要は以下のとおりである。
米国の航空業界は、無人航空機革命の入り口にいる。無人航空機システム(UAS)技術の進歩により、UASが既存の有人航空機システムを脅かしつつある。コンパクトで低コストなUASは、災害対応・復旧作業の補助、新たな絶景ポイントへのアクセス、危険な仕事をより安くより安全に行うこと、などに向いている。そして、60万人以上のUAS所有者が連邦航空局(FAA)に登録されているほど、米国では広がりを見せている。
一方で、米国の時代遅れの航空規制システムは、技術の進歩に全く追いついていない。例えば、過度に厳しい商用ドローンの利用に関する規制は、それらが私たちの社会にもたらすと期待されている利益を制限している。
航空システムにおける米国の独創性を啓発し維持するために、トランプ大統領は同日に運輸長官に対しUAS統合パイロットプログラム(UAS Integration Pilot Program)の設立を指示する覚書に署名した。
このパイロットプログラムでは、州政府およびその他の自治体に対して、自身の区域内にUASイノベーションゾーンを設定するための提案を募る。関心のある自治体は、その自治体内におけるUAS飛行の管理に関する連邦と非連邦の役割について明確に定義した枠組み、および民間または地方政府による安全で革新的なUAS飛行について提案する必要がある。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]