[本文]
-
- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 原子力・代替エネルギー庁(CEA)
- 元記事公開日:
- 2018/03/13
- 抄訳記事公開日:
- 2018/05/11
-
脳による「読むこと」の学習方法
- 本文:
-
原子力・代替エネルギー庁(CEA)の2018年3月13日付標記発表の概要は以下のとおり。
CEAパリ・サクレ・キャンパスにある神経画像処理の研究プラットフォーム、”NeuroSpin”の(CEA、CNRS、コレージュ・ド・フランス所属の)研究者らは、言葉を認識する特殊な領域が読み取りの学習に際しどのように成長するかを明らかにした。
10名の小学1年生を追跡した本研究で、左脳のまだ未分化の領域にこのような「メールボックス」を特定できた。右脳でなく左脳にある顔の表情に関係する領域の成長をブロックすることで、読み取り能力の習得が左右両脳間の非対称性を増す。
この成果は2018年3月6日発行の”Plos Biology”誌に掲載されている。
[DW編集局+JSTパリ事務所]