[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
元記事公開日:
2018/02/21
抄訳記事公開日:
2018/06/20

BEIS大臣が農業での技術・イノベーション活用を推進するため9,000万ポンドの新規ファンディングを発表

Business Secretary calls for new tech revolution in agriculture

本文:

ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の2018年2月21日付標記報道発表の概要は以下のとおり。

クラーク(Greg Clark)BEIS大臣は2月21日の講演において、「陸地測量局が20万マイル以上におよぶイングランドの農地の地図作成に最先端の衛星画像や収集されたデジタルデータを活用すること、また農業従事者が作物を害虫、雑草、病気から守るのに役立つCROPPROTECTアプリを使うことなどは、農業・食料生産の向上に資する技術イノベーションである」と述べて、政府の産業戦略の一環としての農業・農場経営における革新目標を明らかにした。

農業従事者や農業サプライ・チェーン企業による技術・イノベーションの活用を容易にするため、クラーク大臣は英国の世界トップクラスの農業・食料セクターとロボット技術、AI、データ科学における専門能力との連携を図るべく、9,000万ポンドの新規ファンディングを発表した。

産業戦略チャレンジ基金(ISCF)の一環として実施されるこのファンディングは、食料・農業企業が人口増による食料の需要増を満たすために不可欠な技術・イノベーションを活用することを容易にし、農業の成長を刺激し、ハイスキルな雇用を創出する。

[DW編集局]