[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
原子力・代替エネルギー庁(CEA)
元記事公開日:
2018/04/26
抄訳記事公開日:
2018/07/18

CEA長官室 官房長にクリスチャン・キャバタ氏が任命される

Christian Cavata est nommé Directeur de cabinet de l’Administrateur général du CEA

本文:

4月26日付原子力・代替エネルギー庁(CEA)の標記発表によると、4月23日付でクリスチャン・キャバタ(Christian Cavata)氏がCEA長官室 官房長に任命された。

クリスチャン・キャバタ氏は1964年生まれで、グルノーブル工科大学(Institut national polytechnique de Grenoble)卒、パリ第11大学の素粒子物理学博士。CEAには、ジュネーブのCERNにおける国際協力”SMC”の「データの解析・処理」グループの責任者として1989年に加わる。

1994年には国際協力”HAPPEX”におけるCEAチームの責任者として、バージニア州のDOE米国ジェファーソン研究所に加わる。

2000年には研究省の「原子力」ミッション担当となり、2001年にはCEAに戻って日本に赴任し、二つの国際協力” K2K-II”および”T2K”の一環でニュートリノ研究に従事した。

2004年、宇宙物理学・素粒子物理学・原子力物理学・関連機器部門の部門長代理となり、その後2007年に自然科学部門の次長に任命される。

2010~2012年原子力高等弁務官の官房長職に就き、2012年にはCEA長官付のANCRE(エネルギー分野の研究連合)ミッション担当となる。2013年、原子力局でシステム・構造のモデル化部門を担当。

2017年6月以降、クリスチャン・キャバタ氏は戦略分析局の次長を務めた。

[DW編集局+JSTパリ事務所]