[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 国立科学研究センター(CNRS)
- 元記事公開日:
- 2018/05/31
- 抄訳記事公開日:
- 2018/08/10
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飛行中に形状を変えることのできる空中ロボット
- 本文:
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5月31日付国立科学研究センター(CNRS)の標記報道発表の概要は以下のとおり。
エティエンヌ=ジュール・マレー(ÉtienneJules Marey)の運動の科学研究所(CNRS / エクス・マルセイユ大学)の研究者らは、鳥からヒントを得て飛行中に形状を変えることができる空中ロボットを設計した。ヘリコプターのように自らを推進するモーターと羽根を装備した腕の姿勢を変えることで、そのサイズを縮小し、混雑したスペースでも操縦することができる。
この成果は2018年5月30日付の”Soft Robotics Journal”誌に発表されており、探査や救助の任務のための理想的な新しいツールとして、狭い通路に潜入することができる次世代大型ロボットへの道を開くものである。
鳥や昆虫は、飛行中に遭遇する障害物を避けるために、迅速に移動できる素晴らしい能力を有している。この敏捷性が、森林や混雑した環境のような非常に密な場所での移動に必要である。
[DW編集局+JSTパリ事務所]