[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国立科学研究センター(CNRS)
元記事公開日:
2018/07/13
抄訳記事公開日:
2018/09/18

CNRSが初めての海外支部をシンガポールに設立

Le CNRS crée à Singapour sa première filiale à l'étranger

本文:

7月13日付国立科学研究センター(CNRS)の標記報道発表の概要は以下のとおり。

CNRSはその支部であるCNRS @ CREATEをシンガポールに正式に設立する旨このほど公表した。この支部設立は、2018年7月13日の仏・シンガポール両国間の合意に基づくものである。

CNRSは、2018年に「フランス・シンガポール・イノベーション年」を宣言しており、支部(CNRS @ CREATE)を設立することで、シンガポールの研究エコシステムとの関係を強化する。CREATE(Campus for Research Excellence and Technological Enterprise)は、シンガポールの大学、研究機関、そして外国機関とのパートナーシップを構築する国際的なキャンパスである。CREATEでは、研究者はシンガポールに関連し、かつ世界的にも重要な課題に取り組むべく、高度に学際的なプロジェクトに取り組む。

CNRS @ CREATEはシンガポールの法律の下で法人格をもち、有限責任保証会社の非営利団体である。CNRS @ CREATEが入居するCREATEタワービルには、すでに外国のパートナー大学7大学が入居している。CNRSはCREATEプログラムに参加する最初の研究機関である。

CNRSが提案する最初のプロジェクトは、SILVER(Singapore Innovative Living Environment)である。国際混成研究ユニット IPAL2 の活動に由来するもので、フランスとシンガポールの関係者が共同で実施する。

[DW編集局+JSTパリ事務所]