欧州委員会は、2014年5月8日に標題のプレスリリースを発表した。以下にその概要をまとめる。
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地球上の３分の２は海洋で覆われている。もしそれらを責任もって管理することができたら、食料・薬品・エネルギーの源として持続可能に活用することができる。そのために、私たちは海洋についてもっとよりよく知る必要がある。欧州委員会は、本日、海洋資源を持続可能に利用し、欧州における成長と雇用創出を促進することを目的として「ブルーエコノミーにおけるイノベーションのためのアクションプラン」（Action Plan for Innovation in the ‘Blue Economy’）を発表した。

同委員会は、乗り越えるべき数多くの課題を明確にしている；海洋に関する知識が未だ限られていること。海洋環境における新技術を適用する技術者や科学者が、将来的に欧州内でもっと必要になるにも関わらず、海洋研究の努力が加盟国間で連携できていないこと。

研究イノベーション総局委員のGeoghegan-Quinn氏は、以下のようにコメントしている：「私たちは、月や火星の表面のことの方が深い海底のことよりも知っているでしょう。海洋イノベーションは、我々の経済にとって莫大な潜在力を秘めており、気候変動や食料安全保障などの課題に取り組む上での助けになるでしょう。したがって、”海洋分野の成長”（Blue Growth）は、我々の新しい研究イノベーション・プログラムであるHorizon 2020の重点領域なのです。」

※アクション・プランでの提案内容は原文サイトを参照のこと。

[DW編集局]