[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2018/10/22
抄訳記事公開日:
2018/12/14

グリーンタレント・コンペティション2018で持続可能性研究の若手研究者を表彰

Nachwuchs für die Nachhaltigkeitsforschung

本文:

ドイツ連邦教育研究省(BMBF)のグリーンタレント・コンペティション2018(Green Talents Competition)の授賞式において世界21カ国の若手研究者25名が表彰され、これに関してBMBFは概略下記のような報道発表を行った。

BMBFは同プログラムを通じて、国連の持続可能性目標(SDGs)実現に向けた世界中の若手研究者による研究を促進している。今年度のグリーン・タレント大会において世界21カ国の25名の若手研究者が表彰された。研究者たちは様々な観点から、持続可能な世界のために研究している。

シュッテBMBF事務次官は授賞式に際し、「気候変動の影響は、ドイツは勿論のこと世界中でますます顕著になってきている。今点度のグリーン・タレント受賞者もこの問題と取り組んでいる。受賞者は、水の配分やバイオエネルギーの利用あるいは代替経済システムに関する研究によって持続可能な社会に向けてグローバルに重要な貢献を果たしている。その熱意に感謝するとともに、受賞者全員がさらに、多くの優れたアイデアを展開できるよう望んでいる」と語った。

BMBFのグリーンタレント・コンペティションは世界中の若い、優れた若手研究者を対象としている。2009年から、既に230人以上が受賞しており、あらゆる専門分野で、現代の大きな重要課題について貢献している。ドイツにおける“Science Forum”の2週間の滞在が賞の一部となっている。Science Forumの間に受賞者は研究所の見学や個人的な専門会談を通じてドイツの研究状況を知ることができる。さらに翌年は3ヶ月間、自ら選んだ研究機関に滞在することができる。受賞者は母国で持続可能な発展の大使となり、他に類を見ない世界的なネットワークを形成することができる。

[DW編集局]