[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
元記事公開日:
2018/09/24
抄訳記事公開日:
2018/12/04

英国と米国が医療技術分野での連携強化により科学・イノベーションにおける協力を促進

UK and US further collaboration in science and innovation by deepening ties in medical technology

本文:

ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の2018年9月24日付標記発表の概要は以下のとおり。

英国が米国との画期的な科学技術協力協定に調印してから1年目を迎え、サム・ギマー(Sam Gyimah)科学担当大臣は、ボストン、ヒューストン、ワシントンDCを訪問し、革新的な企業と会合し、イノベータからの聞き取りを行い、そして医療技術におけるさらなる研究協力関係を発表した。

同大臣は、グローバル・イノベーションの機会を模索するべく、ライフサイエンス分野の英国専門家と共に、テキサス州を訪れて冬期の実態調査を行うことを確認した。英国とテキサス州の双方ともライフサイエンス分野で輝かしい評価を得ており、テキサス州は米国の主要ながん病院の本拠地でもある。11月の訪問期間中、実業界・学界共に、より多くの英国のイノベータのために米国市場への新たなアクセスを模索する。

英国の研究開発投資の合計17%が海外からの資金支援である。新産業戦略では、英国が他の主要な国際的なアイデアの供給源との連携を維持し、世界各地でなされる進歩について情報を得る取り組みを行っている。

同大臣は今回の訪問を、英国と米国の有力な学術界と実業界のパートナーシップがどのようにして技術を実用化しようとしているかを知る機会とした。ケンブリッジ大学とボストンのマサチューセッツ工科大学とのパートナーシップはその一例で、ここでは新しいアイデアを創案し、生産性と競争力を向上させる起業を奨励するための研究プログラムを展開している。

[DW編集局]