ビジネス・エネルギー・産業戦略省（BEIS）等の2018年9月29日付標記報道発表の概要は以下のとおり。

イノベーションを発展させるために総額1,700万ポンド以上のファンディングを受けるプロジェクトは、デヴォン、カンブリア、エジンバラ、グラスゴー、カーディフ、マンチェスター、オックスフォード、ケンブリッジ、ロンドンをはじめとする英国全土に拠点を置いており、世界をリードする医療業界において新規・喫緊の課題に対処するために幅広い能力を発揮している。

本プロジェクトには、病院の利用可能なベッドに関する人工知能（ポーターがどこにいて、どの病院のベッドが空いているか）、錠剤作成用の3D印刷、複雑な創傷の治療向上に資するスマートフォン用アプリケーション（長期の複雑な創傷の治療のモニターと改善）の開発などが含まれる。

また、UKRIが管理する産業戦略チャレンジ基金を通じてなされるファンディングは、抗生物質を侵襲的な注射ではなく経口投与できるようにする取り組みや、皮膚パッチを介して投与できる医薬品の範囲を広げる取り組みも支援する。

[DW編集局]