2018年9月28日付高等教育・研究・イノベーション省（MESRI）の標記発表の概要は以下のとおり。

9月27日、フレデリック・ヴィダルMESRI大臣の出席の下、国民議会において、企業の成長と変革に関するPACTE法第41条が採択された。これにより、研究界と企業界との間のさらなる橋渡しが可能となり、イノベーションの原動力、企業の競争力・成長の源泉が強化される。

本条項は、企業の創設と発展における研究者の関与について規定するルールを大幅に簡素化し、信頼の環境を作るものである。これまで学界で分かりにくく厳しいと見なされてきた、会社創設、科学技術アドバイザーの任にあたること、会社資本への参加、会社のガバナンスへの参加の認可に関する手続きが簡素化されている。

これらの措置は、起業や研究コンサルティングへの研究人材の移動を促進し、研究成果の経済界への移転を促進するものである。

[DW編集局+JSTパリ事務所]