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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- 独語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2014/05/22
- 抄訳記事公開日:
- 2014/06/13
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教育奨励金新たに280,000件
- 本文:
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第三次教育奨励金制度が2014年6月1日から2017年12月31日まで実施されることになり、連邦教育研究(BMBF)省はこれに関して概略以下のような報道発表を行った。
BMBFの教育奨励金制度は、対象の枠を常に拡大し、2008年秋にスタートして以来250,000件に及ぶ奨励金を支給してきた。2014年から2017年まで行われる第三次教育奨励金制度に関して、BMBFは280,000件の奨励金を支給する計画である。教育奨励金制度は、職業的な再教育を望む被雇用者を助成、これまで財政的な理由から再教育を受けられなかった層の再教育を振興しようとするものである。予算規模は計8,500万ユーロで、このプログラムは欧州社会基金によって共同負担される。
ヴァンカBMBF大臣は、「人間にとって、職業における自己啓発、再教育は必須である。生涯教育を通してあらゆる人間が職業生活において新たなる可能性を勝ち取ることができる」と語った。
BMBFが第三次教育奨励金制度において助成するのは、満25歳以上の共同課税査定対象者で、課税年収2万から4万ユーロの就業者である。連邦政府は再教育や資格検定試験料の半分を負担する。但し、再教育措置の総額は1,000ユーロを越えてはならない。これまでの第一、第二助成段階の経験から、再教育希望者で最も多く需要があるのはこの金額の範囲であり、平均的な奨励金額は350ユーロ程度であることから。
[DW編集局]