国立科学研究センター（CNRS）の2014年5月15日標記報道発表の概要は以下のとおり。

アレバ社が開発したエネルギーの貯留・管理システム「Greenergy Box」（TM）が、アジャクシオの「Corse de Vignola」大学敷地内に設置されている実験プラットフォーム「MYRTE」上にインストールされた。2013年初めから稼動している既存の施設を補強するもので、水素による貯留エネルギーから150kWを電力網に注入する能力を有し、電力網の品質と信頼性を高めることになる。

アレバ社、環境の科学研究室（Corse Pasquale Paoli大学/CNRS）、原子力・代替エネルギー庁（CEA）が展開するこのプロジェクトは、「Capenergies」競争力拠点に指定されており、コルス地方自治体、フランス政府、EUが共同で資金支援している。

[DW編集局+JSTパリ事務所]