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- 国・地域名:
- スイス
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- スイス国立科学財団(SNSF)
- 元記事公開日:
- 2018/12/19
- 抄訳記事公開日:
- 2019/03/07
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スイス国立科学財団(SNSF)がポーランドと新しいリード・エージェンシー契約を締結
- 本文:
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12月19日付、スイス国立科学財団(SNSF)の表記記事の概要は次のとおりである。
ポーランドの研究者との協力を簡素化するため、スイス国立科学財団(SNSF)はポーランドのファンデイング機関であるポーランド国立科学センター(NSN)とリード・エージェンシー契約を締結した。
これにより、スイスとポーランドの研究者は共同でこれらのいずれかの機関に研究提案書を提出することができる。応募には共同の研究テーマと共同研究計画書が必要である。契約では、各々の国のプロジェクトの一部は、単独で実行可能な独立したプロジェクトであってはならないとされている。
リード・エージェンシー・プロセスはSNSFのプロジェクト・ファンデイング・スキームの一部を形成するもので、それ自体がファンデイング・スキームではない。独自に予算があるわけでもなく、プロジェクト・ファンデイングを管理するのと同じ規定が適用される。従って、応募者は、SNSFで評価中の応募または進行中のプロジェクトとテーマの重複がない場合に限り、リード・エージェンシー応募を提出することができる。
SNSFとNSNが持ち回りで、一年ごとにリード・エージェンシーの役割をする。つまり、今年SNSFがスイス―ポーランド協力プロジェクトを支援すれば、来年はNSNが支援するという仕組みである。応募の条件はその年のリード・エージェンシーの条件に従い、予算もリード・エージェンシーの指針に従う。2019年はSNSFがリード・エージェンシーとなり、応募締め切りは10月1日である。
[JSTパリ事務所]