2019年3月27日付Innovate UK の標記発表の概要は以下のとおり。

レーザーや光ファイバーなどの光通信技術は、英国経済におよそ130億ポンドの貢献をしている。光を生成・活用するこのような技術は、現在スマートフォンのディスプレイや自動運転車などに見られる。また、光を基盤とする技術は英国の製造業生産の7%を占めている。英国は現在、光通信構成部品の世界市場シェアで上位10か国の中に入っている。しかし、英国の成功を継続させていくには、製品や製法を継続的に向上させていくことが要求される。

新たな工業光通信技術の開発に当たる国際的なパートナーシップに、総額200万ポンドが用意されている。このファンディングは光通信におけるEUREKAネットワーク（Innovate UK と Photonics21 Mirror Group との共同イニシアティブ）を通じて利用可能である。

このコンペティションでは、次のような光通信技術に関連する製品や製法の顕著な向上策に重点を置く。

• レーザー加工
• 付加的製造技術
• 選択的レーザー焼結
• フォトニック硬化
• 写真、光造形法、レーザー・ベースのリソグラフィー
• 波イメージングおよび光による検出と測距（LIDAR）

[DW編集局]