欧州研究会議(ERC)は、2014年5月14日に標題の記事を発表した。以下にその概要をまとめる。
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ERCは、科学界の声を議論に持ち込むために、欧州ビジネスサミットに初めて参加する。本日ブリュッセルでスタートする本サミットでは、競争力のある欧州をどう再建するかに焦点が当てられる。ERC議長のBourguignon博士は、明日5月14日午前に行われる本会議“欧州がいかにして国際競争に勝つか”でのスピーカーを務め、新興経済諸国における欧州の競争力についてスピーチする予定だ。

本イベントに先立って、Bourguignon議長は、以下のようにコメントした。
「欧州は、より多くの成長・雇用・社会的問題解決策を生み出すため、卓越した “blue sky”研究に投資する必要がある。この種の研究は、しばしば予測しないブレークスルーにつながり、長期的には主要なイノベーションの引き金となりうる。ERCは民間セクターでは投資を控えるハイリスク・ハイリターンの科学を支援する中心的役割を担っている。ERCは助成金受給者と共に、起業家達と接触をとっていきたい。」

＜背景＞
欧州ビジネスサミット（EBS）は今年で12回目を迎える年に一度のイベントで、EU委員・首相・ビジネスリーダー・政治家などの影響力のある人物が一堂に会して、欧州の未来を支えるビジネス戦略について議論を行う。1500名以上の地位の高い参加者が毎年本イベントに参加する。

※欧州ビジネスサミット2014のホームページ：
http://www.ebsummit.eu/index.php

[DW編集局]