[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国防総省(DOD)
元記事公開日:
2019/05/01
抄訳記事公開日:
2019/06/27

DODが2019年度のヴァネバー・ブッシュ・ファカルティ・フェロー 10名を選定

DOD Announces 2019 Class of Vannevar Bush Faculty Fellowship

本文:

5月1日付けの国防総省(DOD)による標記記事の概要は以下のとおりである。

DODは、本日、2019年度のヴァネバー・ブッシュ・ファカルティ・フェロー(Vannevar Bush Faculty Fellows)として10人の著名な科学者とエンジニアを選定し、公表した。競争率の高い本フェローシップは、第二次世界大戦後の科学研究開発局長であったヴァネバー・ブッシュ博士を称えてその名を冠しており、基礎研究の個人研究に対してDODが授与する最も重要な賞である。このフェローシッププログラムは、大学を拠点とする革新的基礎研究の推進を目的としている。

2019年度の受賞者は、材料科学や認知神経科学から量子情報科学や応用数学に至るDODにとって重要な分野で基礎研究を行っている55人の現フェローに名を連ねる。受賞者は自身の研究プロジェクトに加えて、DOD事業に直接関与しDODの研究所と協力すると共に、DODおよび広範な国家安全保障コミュニティとその知見を共有する。

2019年度は、専門家パネルが250以上の申請から10人のフェローを選定した。各フェローは最先端の基礎研究プロジェクトを遂行するために、5年間で最大300万ドルをDODから受け取る。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]