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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 国立研究機構(ANR)
- 元記事公開日:
- 2019/05/31
- 抄訳記事公開日:
- 2019/07/25
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科学発表論文のオープンアクセスを目指す cOAlition Sが プラン S とその適用手引書の最終版を公表
- 本文:
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2019年5月31日付国立研究機構(ANR)の標記発表の概要は以下のとおり。
ANRもメンバーとなっている科学発表論文のオープンアクセスを目指す欧州イニシアチブ cOAlition Sのパートナー機関が、プラン S の新バージョンとその適用手引書を公表した。これは2018年11月末に開始された公開意見聴取で寄せられた回答の分析を受けたもので、プラン S の原則の最適な実装を図り、科学発表論文への完全かつ即時アクセスへの移行を加速させることを目的とする。
ANR は次のような変更を支持する。
- 実装スケジュールの修正。これにより、より多くの当事者の参画を促し、必要な変更を実行させるのに役立つ。
- オープンアクセスの可能なモデルとしての機関アーカイブのサポート。これは発表論文の永久的保存手段を提供し、一元化されていて、出版者から独立している。
- 新たな出版モデルに向けたオープン化(書誌多様性)。
- 各学問分野の特異性の考慮。
- 新しいモデル「変革協定」に向けて取り組む出版者との対話。
(注)プランSは2018年9月に立ち上げられた、オープンアクセス出版のためのイニシアチブである
[DW編集局+JSTパリ事務所]