[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
欧州委員会(EC)
元記事公開日:
2019/05/14
抄訳記事公開日:
2019/09/02

欧州委員会が欧州研究会議(ERC)の次期議長に マウロ・フェラーリ氏を任命

Commission appoints Mauro Ferrari as next President of the European Research Council

本文:

2019年5月14日付欧州委員会の標記報道発表の概要は以下のとおり。

欧州委員会はこのほど、(欧州の研究者主導フロンティア科学研究へのファンディングを担当する)欧州研究会議(ERC)の次期議長にマウロ・フェラーリ(Mauro Ferrari)教授を任命した。

フェラーリ教授は、現在のジャン=ピエール・ブルギニョン(Jean-Pierre Bourguignon)議長の任期が終了する2020年1月1日に就任する。新議長はERCの発展にとって重要な時期にERCに加わることになる。欧州委員会は、次期EU長期予算で、これまでで最も野心的なEU研究・イノベーション・プログラムである Horizon Europe を提案している。4月に、この新規プログラムに関して政策的合意に達した。 Horizon Europe では、科学会議の下でERCの独立性を保護し、引き続き科学的卓越性に焦点を絞る。欧州委員会は、ERCの予算を2014~2020年の131億ユーロから2021~2027年は166億ユーロへと大幅な引き上げを提案している。

 [JSTパリ事務所]