[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国新聞網
元記事公開日:
2019/09/02
抄訳記事公開日:
2019/10/21

技術・イノベーションサポートセンターを創設、知的財産権保護の強化へ

中国将建百家技术与创新支持中心 加强知识产权保护

本文:

中国は今後世界知的財産権機関(WIPO)をはじめ世界各国と提携し、知的財産権を保護する国際的な取り組みを強化していく。申長雨・中国国家知的財産権局長は、杭州で開かれた第10回中国知的財産権年次総会でその旨表明したことを中国新聞網が伝えた。

申局長によると、出願された特許と商標の年間の件数が世界1位を守り、PCT特許出願とマドリッド協定協議書による国際商標出願の数が世界でそれぞれ2位と3位を占め、そして世界知的財産所有権機関(WIPO)が発表した「2019グローバルイノベーションインデックスレポート」における順位が2013年の21位から第14位に上がった等、進展を見せたという。今後、中国は、国内において関連法令の徹底、知財侵害対策の強化へ力を注ぐ一方、多国間や二国間等多様なステータスによる国際協力、及びWIPOとの提携による技術・イノベーションサポートセンター(TISC)の共同整備等の国際的な取り組みを講じるなどによって、知的財産権の保護を着実に進めていくとする。

〔DW編集局+JST北京事務所]