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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 国立研究機構(ANR)
- 元記事公開日:
- 2019/09/13
- 抄訳記事公開日:
- 2019/10/01
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国立研究機構(ANR)の理事長にティエリー・ダメルヴァル氏が再任
Thierry Damerval reconduit Président-directeur général de l’Agence nationale de la recherche
- 本文:
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2019年9月13日付国立研究機構(ANR)の標記報道発表の概要は以下のとおり。
9月13日付官報に告示された2019年9月11日付共和国大統領令により、ティエリー・ダメルヴァル(Thierry Damerval)氏がANR理事長職を続投(任期5年)することになった。
ダメルヴァル氏は57歳、サンクルー高等師範学校卒。自然科学のアグレジェ(教員資格)で、パリ・ディドロ大学の微生物学博士。1983年から1990年までパスツール研究所の微生物生理学部門でキャリアを開始し、その後 Biofutur 誌の副編集長を務める。1992年に原子力・代替エネルギー庁(CEA)に入所し、そこでライフサイエンス部長補佐職および「細胞の組織と機能」プログラムの責任者を務めた後、1996年にフランソワ・オベール研究担当閣外大臣官房の生物・医学研究担当技術顧問となる。
1997年にCEAに戻り、1997~2000年はライフサイエンス副部長、2001~2003年は戦略・評価部長、その後2005年まで、フォントネー=オー=ローズ(Fontenay-aux-Roses)研究センター長、およびCEAの「技術研究」拠点副部長を務めた。
その後、ドミニク・ド・ヴィルパン首相官邸の研究・イノベーション担当技術顧問に任命され、2006年にはフランソワ・グーラール高等教育・研究担当大臣の官房長を務めた。
2007年には国立保健医学研究所(INSERM)に移り、当初は戦略担当副理事、その後は2011~2017年代表理事を務めた。
同氏は、1984~1990年にピエール・マリー・キュリー大学(UPMC)で、1991~1999年にリヨン高等師範学校(ENS de Lyon)で、1998~2002年にエヴリー・ヴァル・デソンヌ大学で教鞭をとっている。
ティエリー・ダメルヴァル氏は2017年12月8日以降、ANRの理事長職にある。
ダメルヴァル氏は、レジオンドヌール勲章(シュバリエ)、国家功労勲章(オフィシエ)、教育功労章(シュバリエ)の受章者である。
[DW編集局+JSTパリ事務所]