[本文]
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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 英国王立協会
- 元記事公開日:
- 2019/08/08
- 抄訳記事公開日:
- 2019/10/08
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政府による新規の早期発行ビザの発表に対する王立協会会長の発言
- 本文:
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2019年8月8日付王立協会の標記発表によると、王立協会のヴェンキ・ラマクリシュナン(Venki Ramakrishnan)会長は、最高の研究者を英国に引きつけるための政府による新規のビザ早期発行ルートの発表を受けて、以下のように述べている。
あらゆるレベルの研究者の入国を促進することで科学を支援するという政府の目標を歓迎し、新しい入国管理システムの詳細について議論できることを楽しみにしている。
英国の科学大国としての地位を保証するために必要な、才能を有する個人を特定する際には、大学や研究機関の選択に委ねるべきであると王立協会は考える。
しかし、英国の大学の国際的な学術人材の半数がEU出身であり、EUは英国の唯一最大の研究協力者である、という事実は変わらない。したがって、入国管理改革と併せて、欧州研究者との緊密な協力関係を維持し、EUの研究ファンディングへのアクセスを確保することが不可欠である。
「協定なし」のEU離脱は、科学にとって最悪の選択である。
[DW編集局]