[本文]
- 
			    				        
- 国・地域名:
 - 米国
 - 元記事の言語:
 - 英語
 - 公開機関:
 - 人工知能に関する国家安全保障委員会(NSCAI)
 - 元記事公開日:
 - 2019/11/04
 - 抄訳記事公開日:
 - 2019/12/19
 
 - 
					
AI国家安全保障委員会(NSCAI)が議会に中間報告書を提出
 - 本文:
 - 
					
2019年11月4日付け、人工知能(AI)に関する国家安全保障委員会(NSCAI)による標記記事の概要は次のとおりである。
NSCAIは中間報告書を議会に提出した。その中のAIに対する最初の評価を、議会、政府、企業、学界、非営利団体、協会、および一般市民とともに、「イノベーションで強化:AIと国家安全保障の将来」と題した会議で共有する。学界、民間企業、政府からなる15名の委員は、最終報告に向けて7つの原則(以下)と27の初期設定に合意した。
- AI技術におけるグローバルリーダーシップは、国家安全保障上の優先事項である。
 - 防衛および安全保障のためにAIを用いることは、緊急の国家的要請である。
 - 民間部門のリーダーと政府職員は、米国民の福祉と安全に対する責任感を共有しなければならない。
 - 人材は依然として不可欠である。
 - 自由な照会の力は維持されなければならない。
 - 倫理と戦略的必要性は両立可能である。
 - 米国のAIには、法の支配を中核とすることを含め、米国の価値観を反映しなければならない。
 
NSCAIは独立した政府組織であり、行政機関や議会でのAI関連の活動を補完・強化するとともに、国家安全保障関係プログラムへのAIの統合に必要な勧告を策定するために2019年3月に設立された。NSCAIは最終報告書で正式な勧告をまとめることになっている。
 [DW編集局+JSTワシントン事務所]