[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
欧州委員会(EC)
元記事公開日:
2020/08/31
抄訳記事公開日:
2020/10/29

欧州委員会が COVID-19 ワクチン・グローバルアクセス・ファシリティ(COVAX)に参画

Coronavirus Global Response: Commission joins the COVID-19 Vaccine Global Access Facility (COVAX)

本文:

2020年8月31日付欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり。

ECはこのほど、手ごろな価格の COVID-19 ワクチンへの公平なアクセスを目的とした 「COVAX ファシリティ」参画への関心を確認した。ECはまた、”Team Europe”の取り組みの一環として、コロナウイルスのグローバル対応に関連して COVAX とその目的支援の保証として4億ユーロの分担を発表した。

ワクチン予防接種世界同盟(GAVI)、ワクチン・アライアンス、感染症対策イノベーション連合(CEPI)、世界保健機関(WHO)が共同で設立した COVAX ファシリティは、COVID-19ワクチンの開発と製造を加速し、世界各国が公正かつ公平にアクセスできるようにすることを目的としている。

欧州連合(EU)の参加と分担に関する詳細な契約条件は、今後数日~数週間で検討される。”Team Europe”は、COVAX 内でその専門知識とリソースを活用して、貧しい国や裕福な国にかかわらず、世界中の市民にグローバルに供給するワクチンの開発・製造を促進・規模拡大する用意がある。

EU の COVAX への参加は、ワクチン生産者の製造能力の拡大を目的としたワクチン会社との間で進行中のEUの交渉を補完し、世界的な取り組みに貢献するものになる。

[DW編集局]