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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 中央情報局(CIA)
- 元記事公開日:
- 2020/09/21
- 抄訳記事公開日:
- 2020/11/25
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米中央情報局(CIA)が初めてとなる連邦研究所を開設
- 本文:
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2020年9月21日付の米中央情報局(CIA)による標記発表の概要は以下のとおり。
米中央情報局(CIA)が、連邦研究所であり、CIA内の研究開発部門となるCIAラボを立ち上げた。このラボは、近い将来のインテリジェンスの課題に対する科学技術のブレークスルーの推進を目的としている。
CIAラボは、300以上の米国連邦研究所が参加するコミュニティに参加し、人工知能(AI)、バイオテクノロジーから、量子コンピューティング、先端材料、製造に亘る領域において、他の研究所、科学界、産業界との研究パートナーとしてのCIAを確立する。連邦研究所のメカニズムは、職員がCIAで働いている間に開発した知的財産の特許とライセンスを取得することを可能にし、インターンシップとエクスターンシップの機会を提供する。
CIAの科学技術局長であるDawn Meyerriecks氏は、「何年にもわたってCIAからいくつかの驚異的なイノベーションがもたらされた。CIAラボにより、開発を最適化し、我々の科学者や技術者にさらなる投資を行うことが容易になった。脅威が進化してきている状況において、CIAラボは、米国の競争力を維持し、米国を防衛することに役立つ」と語った。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]