[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
環境保護庁(EPA)
元記事公開日:
2021/01/12
抄訳記事公開日:
2021/01/15

★EPAが2019年度「有害化学物質排出目録(TRI)」分析報告書を発行

EPA Publishes 2019 Annual Toxics Release Inventory

本文:

米国環境保護庁(EPA)が2019年度「有害化学物質排出目録(TRI)」分析報告書を発行した。報告書は、EPAと化学物質を管理する企業が汚染防止に関して進歩を続けていることを示しており、2018年から2019年にかけて、TRI化学物質の総放出量は9%減少した。産業施設と連邦施設では、5年ぶりに、化学物質を含む廃棄物量の削減・排除を目的とした新しい発生源削減活動数(3,285)が増加しており、リサイクル、処理、エネルギー回収などの慣行を活用して、化学物質を含む廃棄物の89%の環境放出を回避している。TRIデータを提出した約2万2,000の施設における廃棄物管理・汚染削減の業界成功事例の紹介のほか、2018年から2019年にかけて化学物質の大気放出が2,300万ポンド減少し、長期的に減少傾向が続いていることを示している。

[DW編集局+SciREX編集局]