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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 日本語
- 公開機関:
- 新華網
- 元記事公開日:
- 2020/12/18
- 抄訳記事公開日:
- 2021/02/17
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中国中央経済工作会議で2021年の重要任務として科学技術を強調
- 本文:
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12月16~18日に、中国共産党中央政治局常務委員会の全委員が出席する中央経済工作会議が開催され、2021年の重要任務を確定した。8つの任務において、国家の戦略的な科学技術における力量の強化が第一に掲げられた。具体的な内容は、以下のとおりである。
重要な科学技術イノベーションの組織者としての国家の役割を十分に発揮し、戦略的な必要性に基づき、科学技術イノベーションの方向と重点を確定する。これにより、国家の発展と安全を制約する重大な課題の解決に力を入れていく。新型挙国体制の優位性を発揮するよう、重要な研究所・大学を国家的なチームとして機能させる、このため、研究能力の最適な配置と資源の共有を行う。
基礎研究実施10年行動計画の制定を急ぎ、一連の基礎学科研究センターを重点的に配置し、条件に適合した地方の国際的な科学技術イノベーションセンターと地域のセンターの建設を支援する。科学技術イノベーションにおける企業の主体的な役割を発揮し、リーダー企業がイノベーションのための連合組織を設立することを支援し、中小企業のイノベーション活動を促進する。科学技術の国際的な交流や協力を強化する。国内の人材育成を加速し、より多くの若い世代の優秀な人材を活躍させる。インセンティブと評価のメカニズムをよりよいものとし、重要課題に対応するプロジェクトの自薦を優先する仕組みなどを実施する。研究倫理を規範化し、学問や研究に関する良好な風土を形成する。 〔DW編集局〕*本記事は科学技術振興機構北京事務所の協力を得て作成された。