[本文]
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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- エネルギー省(DOE)
- 元記事公開日:
- 2021/02/24
- 抄訳記事公開日:
- 2021/02/26
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★DOEが全米数百万の家庭に電力を供給できる可能性がある地熱プロジェクトに4,600万ドルを投資
- 本文:
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米国エネルギー省(DOE)は、ユタ大学の「地熱エネルギー研究フロンティア観測所」(Frontier Observatory for Research in Geothermal Energy: FORGE)イニシアチブが、(最大4,600万ドルの資金を受け取る)17の最先端・米国内・無炭素の地熱プロジェクトを選出したと発表した。DOEのキャスリーン・ホーガン科学・エネルギー担当次官代理は、「強化地熱システム(Enhanced Geothermal Systems: EGS)は、クリーンで信頼性の高い電力を全米の数百万の家庭に供給できるという、未開拓の大きな可能性がある。EGS研究への投資は、科学工学のフロンティアを開拓し、最先端クリーンエネルギー分野で雇用創出することにより、気候危機に立ち向かうというバイデン大統領の使命を支えるものである」と語った。EGSは人工の地熱貯留層であり、全米の殆どの地域で運用することができる。
[DW編集局+SciREX編集局]