[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
新華社
元記事公開日:
2021/03/03
抄訳記事公開日:

中国・「両会」におけるホットトピックとしての科学技術イノベーション

2021年中国两会热点前瞻

本文:

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北京では、3月4日に全国政治協商会議(全国政協)、翌5日には全国人民代表大会(全人代)が開会した。この二つの会議は総称して、「両会」と呼ばれる。今年は、新しい五カ年計画が決定される重要な年である。
3月3日、新華社が、今年の両会のホットトピックスとして取り上げた中に「いかに科学技術イノベーションを次の新しいステップに進めるか」という項目がある。その概略で、以下のように述べている。
宇宙ロケットや深海潜水艇蛟龍、電波望遠鏡天眼(FAST)などを例示し、近年の中国の科学技術の成果を「突飛猛進」、自主イノベーション能力の大幅向上を評価している。一方、フォトリソグラフィ、ハイエンドチップなどの領域には依然としてボトルネックがあり、産業発展の制約となっている。いかに国家の戦略的な科学技術力を強化し、科学技術イノベーションのための国家チームをつくり上げることができるか、企業や人材のイノベーションへの積極性を活用できるか、中国のイノベーションの「加速度」を高めることができるか、を人々は期待している。

〔DW編集局〕*本記事は科学技術振興機構北京事務所の協力を得て作成された。