[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2021/02/10
抄訳記事公開日:
2021/04/01

女性をトップポジションへ:ベルリン科学センター(WZB)

Frauen in Spitzenpositionen: Wissenschaftszentrum Berlin geht voran

本文:

ベルリン科学センター(WZB)が“Women on Board-Award“を受賞し、これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った、

ライプニッツ協会のベルリン科学センター(WZB)が、公的機関である研究所としては初めてとなる、FidAR(女性監査委員登用協会)の“Public Women on Board-Award“を受賞した。授賞式は2月10日ベルリンの外務省で行われ、ビデオで放送された。SAP社監督委員会のメンバーである、クリスティーナ・レーギッツ(Cristine Regitz)氏が祝辞を述べた。

これに関してカルリチェクBMBF大臣は以下のとおり表明した。

「アカデミアにおいても、男女混合のチームがより多くの成果を上げている。わかりきったことだが、これには未だ改善の余地がある。特に、この重要なアワードが科学機関に授与されたことを喜びとするものである。これは科学、そしてそれを超えたものへの明らかなシグナルである。ベルリン科学センターはその道筋を明らかにしている」。

さらに多くの良き範例を生み出すために、BMBFは既に一連の措置を講じている。連邦および州における成功した女性教授プログラムは、ドイツの大学の女性教授数の持続的な増加に大きく貢献している。その比率は喜ばしいことに、2007年の約16%から約25%へと上昇している。

新たな助成プログラム「革新的女性に焦点を(Innovative Frauen im Fokus)」によって2020年から2026年までに科学、イノベーション、社会における女性の認知度、業績、ポテンシャルのさらなる向上に関する研究プロジェクトおよび実施・統合措置に4,100万ユーロを投じる。

[DW編集局]