2014年07月11日付の「中国科学報」ネット版は、2013年米国実用的な特許取得数ランキングで清華大学が3位にランクされたと報じた。本記事ではその概要をまとめる。

6月10日、全米発明家アカデミー（The National Academy of Inventor,NAI）と米国知的財産権者協会（the Intellectual Property Owners Association,IPO）が発表した世界の大学による米国実用的な特許取得数ランキングによると、上位100校のうち、清華大学が特許193件を取得し、3位にランクされたという。

カリフォルニア大学とマサチューセッツ工科大学はそれぞれ1位、2位であった。同ランキングはアメリカ合衆国特許商標庁（The United States Patent and Trademark Office, USPTO）のデータに基づき、清華大学の科学研究環境とイノベーティブ・ミリュー（イノベーションに適した環境）を高く評価した。

全米発明家アカデミー（NAI）は2010年に設立され、世界中の200余りの大学、政府機関、非営利研究機関から構成され、現在発明者会員が3000人を超えている。同アカデミーは発明を奨励し、技術とイノベーションの影響力を高め、新技術・イノベーション発明の産業発展、経済成長への促進効果を強化することを目的とする。

[JST北京事務所]