[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
科学技術部(MOST)
元記事公開日:
2021/06/02
抄訳記事公開日:
2021/07/29

中国:王科学技術部部長によるクリーンエネルギーに関するスピーチ

科技部部长王志刚出席第六届创新使命部长级会议部长级圆桌会

本文:

2021年5月31日、第6回ミッションイノベーション閣僚会議閣僚級円卓会議がオンライン方式で開催され、王志剛科学技術部長が会議に出席し、中国を代表してスピーチした。

王部長は、ミッションイノベーション閣僚会議は過去5年間、世界のクリーンエネルギー発展のために重要な貢献をしており、中国は高く評価している。今後の10年は、世界がクリーンエネルギーを発展させ、気候変動に対応する重要な10年となる。イノベーション協力は依然としてミッションイノベーション閣僚会議の第2段階の基調テーマとなる、と述べた。

王部長は、ミッションイノベーション閣僚会議の各メンバーに対して、引き続きクリーンエネルギー技術研究開発の協力を強化し、知識と情報の共同享受を強化するように求めた。さらに、クリーンエネルギー技術の市場化に向けた応用を持続して推進し、クリーンエネルギーの大規模展開を阻害するキーとなる技術的ボトルネックを突破し、同時にさらに多くの国を支援してクリーンエネルギーを発展させ、最終的にエネルギー構造の全面的改善を実現し、エネルギーの安全を保障し、グリーン発展を促進し、さらにクリーンで美しい故郷である地球を共同で建設するよう呼びかけた。

王部長は、クリーンエネルギーの政策チェーン、イノベーションチェーン、資金チェーンと産業チェーンの有機的融合の促進の必要性を強調した。また、クリーンエネルギー技術の研究開発を展開し、グリーンで低炭素の未来のエネルギー体系の構築を推進するために、企業、大学、科学研究機関等のイノベーションの主体を引き続き支援する必要があると述べた。中国はイノベーションミッション閣僚級会議の第2段階においてイタリア、英国と共同でグリーン電力の将来の使命を主導し、再生可能エネルギー発電、電力システムの柔軟性および電力システムの統合の3項目の核心的技術に重点をおいて、さまざまな自然条件の下において再生可能エネルギー電力システムの割合を高めた応用を実現するために努力すると強調した。

[DW編集局]