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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 英国研究・イノベーション機構
- 元記事公開日:
- 2021/06/08
- 抄訳記事公開日:
- 2021/08/03
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衛星技術が都市計画プロセスをさらに強化する
- 本文:
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2021年6月8日付英国研究・イノベーション機構(UKRI)の標記発表の概要は以下のとおり。
北西部の先駆的な新興企業が、衛星技術を使用して、町や都市の3D都市モデルの活用・応用を変革し、下記の都市計画プロセスを強化する。
・アクセス容易性
・効率性
・共同作業町や都市は絶えず発展しており、地方自治体は都市部や再生プロジェクトの計画・管理において膨大な量のデータに依存している。地方自治体は、計画プロセスの一環として一般市民や利害関係者と継続的に関与する必要があり、このすべてのデータをナビゲート・管理することが課題となっている。
3Dデジタル・モデリング技術は、このデータを把握し、計画プロセス(エネルギー要件の予測、持続可能性と公共施設・交通・廃棄物の管理等)に取り込む上で非常に有効であるが、十分に活用されていない。
● 宇宙の実用的可能性
新興企業 Digital Urban 社は、衛星技術の助けを借りて、3Dデジタル・モデリング機能を新しいレベルに引き上げようとしている。この企業は、英国科学技術施設会議(STFC)のデアズベリー研究所にある 欧州宇宙機関(ESA)ビジネス・インキュベーション英国センター(ESA BIC UK)にごく最近加入した企業である。宇宙・衛星技術で利用可能な支援手段を活用して、実用的開発の促進を目的としている。
ESAの “Sentinel Earth”観測衛星によって生成されたデータと光学画像を使用して、インタラクティブな3D都市モデルの開発・管理に、よりアクセスの容易な方法を提供するクラウドベースのプラットフォームを開発している。
[DW編集局]