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- 国・地域名:
 - スイス
 - 元記事の言語:
 - 英語
 - 公開機関:
 - スイス連邦教育研究イノベーション庁(SERI)
 - 元記事公開日:
 - 2021/10/20
 - 抄訳記事公開日:
 - 2021/11/18
 
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EAERがスイスの研究者やイノベーターを直接資金支援
Horizon Package 2021-2027: Federal Council enables direct financing and examines further measures
 - 本文:
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2021年10月20日付のスイス連邦教育研究イノベーション庁(SERI)の標記発表の概要は以下のとおり。
スイスは、現在、欧州連合(EU)のHorizon Europeおよび関連するプログラムやイニシアチブにおいて、非加盟の第三国(non-associated third country)となっている。この状況で、スイスの研究者やイノベーターは、プログラムの約3分の2に参加することができるが、欧州委員会(EC)からの資金支援は受けられない。10月20日、連邦参事会(Federal Council)は連邦経済・教育・研究省(EAER)に対し、関係する当事者に直接資金を提供するよう指示し、必要な資金の再配分を承認した。さらに、連邦財務省(FDF)と協力して、研究とイノベーションの拠点としてのスイスの地位を強化するために、可能な補完的措置や代替措置を検討するように、EAERに指示した。
この直接的な資金提供は、Horizonパッケージに関する2020年の連邦政府令に規定されている。これには、Horizon Europe、欧州原子力共同体(Euratom)プログラム、デジタル欧州プログラム(DEP)、国際熱核融合実験炉(ITER)研究インフラへの参加が含まれる。再配分の結果、スイスのプロジェクト参加者に対する2021年の資金は約4億スイスフランとなり、資金はSERIから直接提供される。
EAERによる検討結果は、補完的措置については2022年半ばまでに、その他の代替措置については2023年中に発表される。しかし、連邦参事会の最重要な目標は、スイスができるだけ早期にHorizonパッケージに加盟することである。
 [DW編集局+JSTパリ事務所]