[本文]
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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国工業情報化省
- 元記事公開日:
- 2021/09/10
- 抄訳記事公開日:
- 2021/11/22
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IOTのための新インフラ建設3か年行動計画(2021-2023年)
- 本文:
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中国工業情報化省は、「IOTのための新インフラ建設3か年行動計画(2021-2023年)」が2021年9月10日に公布されたことを伝え、行動計画の概要を次のとおり報じている。
「モノのインターネット(IOT)」は、センシング技術およびネットワーク通信技術を主な手段として、人、機械、モノの接続を実現し、情報感知、情報伝送、情報処理等のサービスを提供するインフラである。経済・社会のデジタル化トランスフォーメーションとインテリジェントなグレードアップが加速するのにともない、IOTはすでに新しいインフラの重要な構成部分となっている。
「第14次5カ年計画および2035年長期目標要綱」実行のためにIOT用の近代的
なインフラ建設の推進によりデジタル経済を発展させる。一.一般的要求事項
(一)指導思想
新時代の中国的特色のある社会主義という習近平思想を指導とする。
(二)基本原則
重要なポイントに焦点を合わせて、精度の高いブレークスルーを実現する。
需要によって牽引し、権限委譲を強化する。
統一的に計画し、協同で行動する。
自主的イノベーションにより、安全と信頼性を確保する。
(三)行動目標
2023年末までにIOTのための新しいインフラを主要都市に設け、社会の近代化、産業のDX化および国民生活のグレードアップの基盤をさらに強固にする。二.重点任務
(一)イノベーション能力強化
1.重要な核心的技術のブレークスルー。
2.技術融合イノベーションの推進。
3.協調的イノベーションメカニズムの構築。
(二)産業の育成
4.産学官連携など多様な市場主体の育成。
5.産業集積による開発の強化。
(三)アプリケーション開発の融合
6.交通、エネルギー、行政などの社会、公共分野。
7.農業、製造業、建設業、旅行業、環境関連など産業分野。
8.人々の生活や消費に関わる分野。
(四)サポートシステムの最適化
9.IPv6の大規模応用の支援。
10.標準システムの構築強化。
11.公共サービスシステムの改善。
12.安全なサポートと保障の強化。三.保護的措置
(一)協調的ガバナンスメカニズムの最適化。
(二)統計および評価のメカニズムの健全化。
(三)人材育成システムの改善。
(四)財政・金融支援の強化。
(五)国際交流・協力の強化。 [DW編集局]