[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
大統領府
元記事公開日:
2021/10/01
抄訳記事公開日:
2021/12/09

バイデン政権下における大統領科学技術諮問会議(PCAST)の初会合の開催

Readout of the First Meeting of the President’s Council of Advisors on Science and Technology (PCAST)

本文:

2021年10月1日付け、大統領府による標記記事の概要は次のとおりである。

9月28~29日に大統領科学技術諮問会議(PCAST)の初会合が開催され、一般公開された。会議の焦点は1)米国の競争力、セキュリティ、国際科学技術リーダーシップ、2)米国の公衆衛生とパンデミック準備体制の2点であった。この会合はPCASTにとって、連邦政府、州政府、地方自治体、科学界、産業界を含む幅広いセクターの代表からの意見を聞く機会となった。

第1日目はマサチューセッツ工科大学(MIT)のマリア・ズーバー氏が上記1)のセッションの司会を務めた。同氏は、、1945年にバネバ―・ブッシュ氏が「科学―終わりなきフロンティア」を発表して以来、世界は変化し、今日の米国は当時と大きく異なる世界に直面しており、科学技術のリーダーシップを狙う国々や国際的な科学人材を獲得しようとする国々との熾烈な競争がある、と述べた。

第2日目はカリフォルニア工科大学のフランシス・アーノルド氏が上記2)の司会を務め、会議の冒頭で、パンデミックによる死者数の多さと経済の多大な損失について語り、公衆衛生システムとパンデミック準備体制の強化の機会について述べた。
2日間の会議の間、PCASTメンバーはスピーカーとの活気ある質疑応答を行い、200人以上が視聴した。次回のオンライン会議は10月18~19日に開催予定。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]