[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
大統領府
元記事公開日:
2021/10/14
抄訳記事公開日:
2022/01/06

グローバル健康安全保障アジェンダ年次報告書の発表

Statement by National Security Advisor Jake Sullivan on the Global Health Security Agenda Annual Report

本文:

2021年10月14日付けの大統領府による標記発表は以下のとおり。

過去2年間にわたり、世界は苦難と悲劇を通じて、我々のグローバルな健康安全保障に対する脅威がいかに危険で破壊的であるかを学んできた。世界中で450万人以上の人々がCOVID-19のパンデミックで亡くなり、世界経済は依然として回復に苦労している。当政権は、グローバル健康安全保障を国家安全保障アジェンダの最重要課題へと据え戻した。これは、このパンデミックを克服し、世界的に健康システムの強化に投資することで、次の世界的な健康の脅威を防止、検出、対応する準備を整えるためである。

本日、年次報告書「世界全体の健康安全保障の強化:グローバル健康安全保障アジェンダへの米国政府投資の進捗と影響」を発表した。この報告書は、2020年度のグローバル健康安全保障アジェンダ(GHSA)を通じた、各国の健康安全保障能力構築の支援における、我々の進捗と影響について詳述している。我々は、国家安全保障上の必須事項として、世界的な健康への対応を政府全体で取り組む。本報告書は、GHSAへの投資がCOVID-19への対応を進める上でいかに重要であるかを説明し、また各国が特定の目標を達成するのを支援するための戦略的アプローチを概説している。

当初、GHSAは2014年に始まる5年間の取り組みとして開始されたが、プログラムの成功と世界的要請により、“GHSA 2024”という後継の5年計画が策定された。“GHSA 2024”は、100か国以上が健康安全保障能力についての透明性のある評価を完了し、そのギャップに対処するための計画と資源動員を実行し、そして能力向上のための活動を実施するという大胆な目標を導入した。

本政権は、今後数年間、GHSAの支援と強化を約束しており、GHSAの目標達成を支援するためにパートナー国の投資と技術的専門知識を引き続き活用していく。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]