中国共産党中央全面深化改革委員会第19回会議と習近平中国共産党総書記の重要指示の精神を貫徹し、「科学技術成果評価メカニズムを整備することに関する国務院弁公庁の指導的意見」（国弁発［2021］26号）を着実に実行に移し、各地区、各試験職場が科学技術成果評価改革と関連の試験業務を立派に行うようにするため、中国科学技術省の政策・法規・イノベーション体系建設局と成果転化・地域イノベーション局は2021年12月9日、科学技術成果評価改革業務研修会を共同で開催した。解敏政府局局長が科学技術成果評価改革業務の背景、任務および関連の要求について全面的な解読を行い、陳宏生成果・区域局二級巡視員は次のステップの科学技術成果評価改革の試験業務について具体的な要求を提出した。聶飆科学技術省評価センター主任および資産管理局、監督局、重大特別項目局、ハイテク局、奨励弁公室等の部門の同志が会議に参加した。会議は湯富強政府局副局長が主宰した。

解敏局長は、科学技術成果評価に関する習近平総書記の重要指示の精神を深く理解する、新しい時期の科学技術成果評価改革の全体的段取りに目を向ける、科学技術成果評価改革試験業務の推進に関連する要求の３つの面から解読を行った。科学技術成果評価改革に関する習近平総書記の重要指示の精神を貫徹して実行に移し、科学技術成果評価メカニズム改革の重大な戦略的意義を正確に把握して深化させるための、核心となることは「何を評価するのか」、「誰が評価するのか」、「どのように評価するのか」、「どのように用いるのか」等のキーポイントとなる問題を上手に解決しなければならない。そのために、科学技術の成果を全面的に評価する「５元の価値」を改革の最も重要な事項とする。その上で、科学技術成果評価におけるさまざまな主体の役割を十分に発揮させ、科学技術成果評価の方式、方法を革新し、さらに多くの質の高い成果が生み出されるよう導く。また、新しい発展の仕組みの構築および質の高い発展のために力強い支援を提供するよう要求した。解敏局長は、科学技術成果評価に関する中国共産党中央、国務院の全体的段取りを確実に実行に移すためには、面における推進と点における突破を結合させた方式を採用しなければならない。各地方はすべて科学技術成果評価改革に関連する精神を積極的に、貫徹して実行に移さなければならず、試験的に実施する地方および部門に対しては、評価改革における重点、難点及びキーポイントを積極的に突破する。各地方は科学技術成果評価改革を全面的に推進するために模範的、リーダー的役割を発揮するようにしなければならないと強調した。

陳宏生二級巡視員は、次のステップの試験業務の実施について関連する要求を提起し、各関連部門、地方、試験職場が政治的立ち位置を高め、試験業務を立派に組織・実施することを重大な任務とする。また深く掘り下げた調査研究、科学的な方針決定、質の高い試験業務実施プランを作成し、試験業務の組織・実施作業を強化しなければならない。同時に、各地方、各省の主管部門は試験業務実施部門のために強力な政策条件と制度の保障を作り上げ、試験業務実施部門に対する追跡指導を強化し、試験業務の秩序ある展開を推進しなければならないと強調した。

会議はビデオ形式で開催され、中国全国各省（自治区、直轄市）科学技術管理部門と試験業務実施部門にビデオサブ会場が設けられた。全国各省、自治区、直轄市、計画単列市（日本の政令都市に相当）科学技術庁（委員会、局）および新疆生産建設兵団科学技術局、55試験業務実施部門の関連責任者が研究会に参加した。

[DW編集局]