2022年3月17日付、高等教育・研究・イノベーション省（MESRI）の標記発表の概要は以下のとおり。

フランス高等教育・研究・イノベーション省（MESRI）は、「複数年研究計画法」（LPR）にもとづいて2022年に研究を支援する若手教授のポストが135枠になると発表した。

LPRは、21～30年の期間に国が行う研究支援の内容を定めた法律。このうち若手教授のポストについては、30年までに2,000枠を新設。国立研究機構（ANR）のファンディングを受け、平均20万ユーロの支援で若年世代の学術的キャリアを加速する。2021年は92枠が設けられたが、今回はその第二弾。MESRI には研究施設や研究機関から316件の応募があったという。

これらのポストは、3〜6年の期間を経て、大学教授および同等の職または研究ディレクターの地位での正規雇用への道が開かれる。そのため、研究施設や研究機関で新たなポストが創設されることになる。

[DW編集局+JSTパリ事務所]