[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
マックスプランク協会(MPG)
元記事公開日:
2022/04/27
抄訳記事公開日:
2022/06/24

マックスプランク協会の12人の科学者がERCから数百万ユーロの資金助成を獲得

Millionenförderung aus Brüssel für Max-Planck

本文:

(2022年4月27日付、マックスプランク協会(MPG)による標記報道発表の概要は以下のとおり)

直近の公募で、欧州研究会議(ERC)は、253人の科学者に先端助成金(Advanced Grants)を授与した。それぞれ最大250万ユーロで、優秀と評価された自身のプロジェクトのアイデアを追求するために使用される。MPGの研究者は合計12件の助成金を獲得し、フランスの科学団体である、国立科学研究センター(CNRS)と並んで、ヨーロッパ内での1位を獲得した。
6人の助成金獲得者は、それぞれ生物医学部門(BMS)と化学物理技術部門(CPTS)に所属していて、マックスプランク石炭研究所のノーベル賞受賞者ベンヤミン・リスト(Benjamin List)氏も含まれている。
ERCの助成金は、21か国に配分されている。61件の助成金を獲得したドイツがランキングをリードしている。英国(45件)、オランダ(27件)、フランス(26件)となっている。12人の受賞科学者を擁するマックスプランク研究所(MPI)は、ドイツ国内の比較でも第1位であり、ヘルムホルツ協会(7件)がそれに続く。ライプニツ協会、ミュンヘン大学、フランクフルト大学は、それぞれ3件の助成金で3位を分け合っている。

[DW編集局]