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- 国・地域名:
- EU
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 欧州委員会(EC)
- 元記事公開日:
- 2022/06/30
- 抄訳記事公開日:
- 2022/07/29
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EU政府内のデジタル変革を推進する新戦略
Commission releases a new strategy to drive its internal digital transformation
- 本文:
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(2022年6月30日付、欧州委員会発表の概要は以下のとおり)
欧州委員会はこのほど「次世代のデジタル欧州委員会」をテーマにした新しいデジタル戦略を採択した。この組織内戦略は、「欧州のデジタル10年」や「欧州グリーンディール」など、EUの戦略的優先課題の達成に貢献する、デジタル化された、より機敏な行政のビジョンを示している。人、プロセス、データ、技術間のスムーズな相互作用が、完全にデジタル化された欧州委員会を支えることになる。
欧州委員会の以前(2018年)のデジタル戦略に基づいて、新しい戦略は、現在のITイニシアチブをさらに合理化し、デジタルの最新化と革新的なサービス提供に再び焦点を合わせるための組織内アプローチを実施する。これは、デジタル・デフォルトかつワンスオンリー(一度提出した情報は、二度提出する必要が無い)、セキュリティ・プライバシー、オープン性・透明性、相互運用性・越境性、ユーザー中心・データ駆動型・俊敏性など、最新情報によって強化される指針に基づいている。
この組織内戦略には、次の5つの戦略目標が含まれる。
・デジタル文化の育成。すべての職員の能力強化を図り、「デジタル・ファースト」を考えるために必要なスキルとツールの獲得を図り、柔軟でアクセスしやすいデジタルワークプレイスに支えられた部門の枠を超えたチームとコラボレーションを促進する。
・デジタル対応のEU政策策定を可能にする。デジタル技術が政策サイクルの発端から考慮される状況を確保し、新規政策を「デジタル10年」に適合させる。
・事業主導のデジタル改革の強化。革新的な技術とデータの再利用を活用して、欧州委員会各部局における事業の再編を支援する。
・シームレスなデジタル環境を確保する。合理化されたITシステムのポートフォリオを効率的に管理する。
・欧州委員会の運営と新しい働き方の基盤として、環境に配慮した安全でレジリエンスのあるインフラを維持する。 [DW編集局]