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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2014/09/01
- 抄訳記事公開日:
- 2014/09/18
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世界を理解し、作る
- 本文:
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連邦教育研究省(BMBF)は、人文・社会科学を独自の基本計画により強化することにした。これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った。
人文・社会科学は、自然科学的な研究と結びつきを強くしている。人文・社会科学分野は自己理解に重要な貢献を果たすだけでなく、最新の社会的重要課題に関する決定の基盤ともなるものである。このためBMBFは、独自の基本計画によって人文科学及び社会科学を強化する。
ヴァンカBMBF大臣は、「工学および自然科学が人文・社会科学と相まって、社会的重要課題の解決に大きく寄与していることは論を待たない。しかし、社会科学は自然科学とは異なった文化を有しており、簡単ではない。それだけに人文・社会科学をBMBF全体の助成プログラムの中に良好な形で定着させることにしているのは喜ばしことである。このことは同時にこの研究の有能性を明示するものである」と語った。
人文・文化・社会科学基本計画(2012-1017)によってBMBFは、同分野を直的、持続的に支援する。この計画は国際化を前進させ、この研究分野における構造を改善し、後継研究者のキャリアを支援することを目標とする。BMBFは2014年だけで7,200万ユーロを用意する。さらにBMBFは、セキュリティ、高齢化、持続性ある発展、教育、エネルギー関連の枠組みプログラムで人文・社会科学を助成。既に2013年から33の機関に3,000万ユーロを拠出した。
[DW編集局]