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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2022/07/01
- 抄訳記事公開日:
- 2022/08/22
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BMBFがAIコンピタンスセンターを年間5,000万ユーロで支援
Stark-Watzinger: Wir machen Deutschland als KI-Standort noch attraktiver
- 本文:
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(2022年7月1日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)による標記発表の概要は以下のとおり)
BMBFは人工知能(AI)研究への資金提供を拡充しており、大学に新たに設置された5つのAIコンピタンスセンターを継続的に支援していく。BMBFからは将来的に年間5,000万ユーロが拠出され、コンピタンスセンターが所在する州からも同額の資金が提供される。ヴァッツィンガーBMBF大臣は、次のように述べた:
「AIコンピタンスセンターは、ドイツにおけるAIの屋台骨である。BMBFと連邦州からの継続的資金提供によって、研究者はより長期的で複雑な課題に安心して取り組むことができるようになり、ドイツはAIの拠点としてより魅力的になる。さらに、がんの早期発見技術の改善など、研究成果がより速く、人々にもたらされることになる。従って、AIコンピタンスセンターのもう一つの重要な課題は、研究成果の移転とドイツAI関連機関の国際ネットワーク化を促進することである。欧州の連帯は、この重要技術には特に重要である」。
背景:
2018年以来、BMBFは、ドイツAI研究センター(DFKI)のさらなる発展に加えて、5つのAIコンピタンスセンターの設置と拡張を推進してきた。これらはすべて大学内に設立されている。2020年、これら5つのセンターへの永続的な資金提供の行程が、所在州と共同で作られ、承認されて現在実行に移されている。
現在永続的に資金提供しているAIコンピタンスセンターは、以下の通り:
・ベルリン工科大学とベルリン医科大学(シャリテ)が支援するBIFOLD(Berlin Institute for the Foundation of Learning and Data)
・ドルトムント工科大学、ボン大学、フラウンホーファーIAIS(インテリジェント分析・情報システム研究所)およびIML(物流ロジスティクス研究所)が支援するラマル研究所
・ミュンヘン大学とミュンヘン工科大学が支援するMCML
・ドレスデン工科大学とライプチヒ大学が支援するScaDS.AI (Center for Scalable Data Analytics and Artificial Intelligence)
・テュービンゲン大学とマックスプランク知能システム研究所が支援するテュービンゲンAIセンター
さらに、BMBFが研究プロジェクト用に年間1,100万ユーロを約束しているDFKIがある。 [DW編集局]