[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2022/08/30
抄訳記事公開日:
2022/10/17

NSFが、北極圏の変化による影響を研究する新プロジェクトに資金提供

NSF funds new projects to study local and global impacts of a rapidly changing Arctic

本文:

(2022年8月30日付、国立科学財団(NSF)の標記発表の概要は以下のとおり)

NSFは、「新たな北極をナビゲート(NNA: Navigating the New Arctic)」プログラム下における新たな助成金を発表した。本助成金は、変化する北極圏の自然環境、構築環境および社会環境を研究するプロジェクトを支援するものである。これは、北極圏の変化の地域的および世界的な影響の理解を向上させ、米国の国家安全保障と経済発展のニーズを満たす取り組みとなる。

NNAでは、科学、工学、教育分野の研究者が協力し、地球上で最も差し迫った課題のいくつかに取り組んでいる。研究助成金は、実用的な結果に焦点を当て、インキュベーター助成金は、将来的により大規模なプロジェクトの実行を可能とするものである。

各プロジェクトは、北極圏居住者、データと観測、教育、予測、世界的影響およびレジリエントインフラの内の1つ以上のトピックに焦点を当てる。北極圏に関する理解を加速するとともに、地球上の他の地域における課題にも適用可能な新知識を産み出すこととなる。

同助成金は、キャリア初期の研究者や、女性科学者、学生、マイノリティ支援機関の研究者など、科学・技術・工学・数学(STEM)分野で伝統的に過小評価されてきた研究者を支援し、STEMへの参加を拡大する。各プロジェクトには、公式・非公式の教育活動が含まれ、また、多くのプロジェクトでは、北極圏の変化を日常的に経験している地元や先住民のコミュニティとの間で、知見の共同創出が行われる。

NSFは、7つのプロジェクトと追加のコミュニティ支援に約3,000万ドルを投資し、北極圏科学の研究、レジリエンスおよび教育の推進に取り組む。チームには、全国の大学、研究機関、民間企業および非営利団体の科学者が含まれる。研究成果の普及のため、NNAプログラムは、「NNAコミュニティ・オフィス」と協力して、プロジェクト間の協働とネットワーキングを促進している。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]